予防接種について
当クリニックでは、成人向けにインフルエンザワクチン、および肺炎球菌ワクチンの接種を、それぞれ行っております。
また、HPVワクチンの定期接種や、50歳以上の方が対象の帯状疱疹予防接種を実施しています。
- 上記以外の予防接種をご希望の方は、ご相談ください。
インフルエンザワクチン
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスへの感染による疾患で、発症すると38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、せきなどの症状も見られます。高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を併発するなど、重症化するケースがあります。
インフルエンザワクチンの接種時期
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本では、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行するので、毎年10月下旬~12月に接種するのが妥当でしょう。
肺炎球菌ワクチン
5年以上の間隔を空けて接種
接種は、1年を通して、いつでも可能です。ただし、5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔をあけてください。接種の年月日は、忘れないようにメモに残しておきましょう。 また、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがあります。しかし、通常は2~3日で治まります。その他、熱っぽい、だるいなど、体調に変化が生じた場合は、すぐにご相談ください。
成人用肺炎球菌ワクチンの接種が奨められる人
- 65歳以上の方
- 養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方
- 慢性の持病(COPDなどの呼吸器疾患、糖尿病、慢性心不全、肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患)をお持ちの方 など